露黒海艦隊大型揚陸艦を撃沈 ウクライナ海軍水上ドローン
キーウ、ウクライナ、2月15日 (AP) ― ウクライナ国防省は2月14日、同国海軍の水上ドローンがクリミア半島沖の黒海で、ロシア海軍の大型揚陸艦を撃沈したと公表した。ロシア軍は撃沈の事実を確認していない。 ウクライナ軍参謀本部によれば、黒海艦隊の大型揚陸艦「ツェーザリ・クニコフ」は、ロシアが2014年に一方的に併合したクリミア半島南端のアルプカ付近で、複数の水上ドローンの体当たり攻撃で轟沈したという。 映像はウクライナ国防省情報総局が公表したもので、複数の無人艇が揚陸艦に激突、爆発する瞬間がとらえられている。 ウクライナ海軍の無人艇が黒海艦隊の艦艇を撃沈したのは、2週間でこれが2回目で、1月13日には艦隊のミサイル搭載コルベット「イワノベツ」が黒海で轟沈している。 揚陸艦の艦名となったツェーザリ・クニコフ少佐は、ソ連邦英雄で1943年2月14日、揚陸艦が撃沈された同じ日に死亡した。 (日本語翻訳・編集 アフロ)