「グランドシティタワー池袋」の予想価格は? 山手線内側では希少な超高層マンションが登場
「グランドシティタワー池袋」のメリットとデメリット
メリット 「グランドシティタワー池袋」の大きな特徴は地下鉄駅と地下通路で直結し、徒歩1分であること。そして、建物が地上52階建てで総戸数878戸の大規模であることも際立つ特性となる。 地上60m、階数にしてだいたい20階を超えることが「超高層」と呼べる基準となるのだが、超高層マンションが増えた今、二十数階建てではさほど高いとは思えなくなってしまった。 30階建てでも、インパクトは薄い。40階を超えると、ようやく超高層らしい風貌を感じる。そして、ひときわ背が高いと思えるのは、50階を超えた建物。「グランドシティタワー池袋」は、その基準を超え、非常に目立つマンションとなる。 「グランドシティタワー池袋」の建設地はJR山手線の内側だ。じつは、山手線内側で総戸数が800戸を超える大規模、地上50階を超える超高層のマンションは極めて希少である。50階・800戸を超える建物が複数見つかる湾岸は、すべてJR山手線の外側に位置する。 純粋な都心部では、今後50階建てを超える超高層マンションが建設される可能性は低い。50階を超える建物を建設できる場所であれば、オフィスビルやホテルを建設してしまうからだ。「グランドシティタワー池袋」は、山手線内側ではまれな50階オーバーの超高層マンションである。その希少性は、これから先も色あせることはない。 その希少性に気づいた人が同マンションを高く評価。上層階の大型住戸を狙う、という状況が生まれている。 デメリット 一方で、短所となるのは、南側に別のマンションが建設され、眺望をふさがれる住戸が生じてしまうということ。それを残念と思う人は、「南側に建つマンションのほうがよい」ということになるだろう。 ただし、駅からの距離は「グランドシティタワー池袋」のほうが近い。南側に建つマンションは、東池袋駅から地下通路を使って「グランドシティタワー池袋」まで来て、エスカレーターでデッキに上がり、デッキを通ってマンションまで行くことになる。 つまり、眺望を取るか、駅への近さを取るか、で迷うことになるわけだ。
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