「ムヒのこども解熱鎮痛顆粒」15万箱、池田模範堂が自主回収…小袋に穴で変色など懸念
医薬品製造の池田模範堂(富山県上市町)は12日、子供向けの解熱薬「ムヒのこども解熱鎮痛顆粒(かりゅう)」の約15万箱を自主回収すると発表した。小袋の接着が不十分で穴がある場合があり、変色や有効成分の含量低下の懸念があるとしている。健康被害の報告はないという。
製品の変色は、吸湿や酸化の影響とみられる。重い健康被害が発生する恐れはないとしている。
回収対象は、箱や小袋に記載された製造番号が101、102、103、201、202の製品で、使用期限は2025年5~12月。手続きや問い合わせはインターネットの専用窓口か、回収受付窓口(0120・643・061)へ。