闘病中も「キレイ」追求…がんで亡くなった42歳の美容外科医 ブログで明るく発信続け、最後は数時間かけて執筆
遺影を抱いて
3月10日に彦根で行われた今シーズンの開幕戦。試合前に観客が黙とうをささげ、選手は喪章を付けてプレーした。友人で美容皮膚科医の曽山聖子さん(49)は鹿児島から駆け付け、遺影を抱いてチームの勝利を見届けた。「一緒に開幕戦を見ようと約束していたので。麗ちゃんがずっと大事にしていたクリニックやレイラックをこれからも応援したい」と思いを語った。 多方面に情熱を注いできた居原田さん。河原さんは妻の逝去を伝えた投稿で周囲の励ましや支えに感謝し、末尾にこう記した。<彼女は本当に優しくて、強くて…そんな、素敵な女性がいたということを皆様の心に残していただければきっと彼女も喜ぶと思います> その願い通り、懸命に生きた証しであるブログは今なお、多くの人に読まれ続けている。 (まいどなニュース/京都新聞・堤 冬樹)
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