ドジャース、サヨナラ悪送球で連日の逃げ切り失敗 地区首位、貯金15でシーズン折り返し
○ タイガース 4x-3 ドジャース ● <現地時間7月14日 コメリカ・パーク> ロサンゼルス・ドジャースが3点リードを守り切れず逆転サヨナラ負け。前半戦最終カードに負け越した。 ドジャースは初回、二死二塁からテオスカー・ヘルナンデス、アンディ・パヘスの連続適時打で2点を先制。さらに一、三塁とすると、ギャビン・ラックスの打席中にダブルスチールを敢行。一塁走者ミゲル・ロハスが挟殺される間に三塁走者パヘスが生還し、初回で3点のリードを奪った。 2点リードの5回表には、二死走者無しから大谷翔平と前田健太がMLB初対戦。カウント2-1から甘く入ったスプリットを捉え、遊撃手のグラブを弾く強烈な内野安打。日本人対決は大谷に軍配が上がるも、続くウィル・スミスの打席で今季3度目の盗塁失敗を喫した。 ドジャースは加入即先発のブレント・ハニーウェルが3回無失点と好スタート。その後1点リードで最終回を迎えるも、回跨ぎの5番手ヨハン・ラミレスが救援失敗。連打で同点に追いつかれ、無死一塁からの送りバントを失策。さらに一、二塁から1番ぺレスの送りバントを三塁へ悪送球。ボールが外野に抜ける間にサヨナラの走者が生還した。 敗れたドジャースは球宴前の敵地6連戦で2カード連続の負け越し。97試合を終え56勝41敗、貯金15でシーズン折り返し。今季は開幕からナショナル・リーグ西地区の首位を守り、2位に6.5ゲーム差をつけている。 この試合の大谷は4打数2安打を記録し、2試合連続マルチ安打でドジャース移籍1年目の前半戦を終了。94試合に出場し打率.316、29本塁打、69打点、23盗塁、OPS1.035をマークしている。
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