党本部への恨み止まらず「安倍元首相であれば、仲間切らなかった」「ありがた迷惑」裏金問題の影響色濃く…新潟は“自民全敗”
「ありがた迷惑」「安倍元首相であれば…」党本部へ恨み節
公示直前に非公認とされた上、党本部から支部に2000万円が振り込まれていた細田健一さんは「二重苦、三重苦の選挙だったと思っている。私自身も、今なぜ?ということがあったので、本当にありがた迷惑という感じ」と話した。 さらに、非公認とはならなかったものの、比例重複立候補を認められなかった高鳥修一さんからは「重複立候補を認めないという処分は非常に残念な処分だったと思う。一言だけ申し上げれば、安倍元首相であれば、支持率をUPさせるために仲間を切るということはなかったと思う」との恨み節も…。
自民唯一の比例復活…斎藤氏は党改革に意欲
石破政権への批判が身内から上がる中、比例復活の一報を神妙な面持ちで受け止めたのは斎藤洋明さん。党の改革に意欲を見せる。 「自民党の改革を成し遂げなければ、本当に今度こそ自民党は国民に見捨てられるという危機感と、また責任感もひしひしと感じている」
立憲は責任の重み実感「今度は失敗できない」
一方、今回の選挙で国民の期待を背負い、大きく議席を伸ばした立憲民主党もその責任の重みを実感していた。 3区で当選 立憲・元 黒岩宇洋 氏: これだけ国民の信頼を裏切っている政権に対して、新潟県民は本当に正しく適切な判断を下してくれた。その分、これだけの大勝利を収めたわけだから、県内では圧倒的な第一党だから責任も重い 2区で当選 立憲・前 菊田真紀子 氏: 皆さんがもう一度、自民党・公明党の政権じゃない私たち野党に期待を寄せてくれているということなので、本当に今度はもう失敗できないという強い決意と覚悟。後がないという気持ちで、背水の陣で全力で頑張りたいと思っている」 選挙という審判を経て、果たしてこの国の政治に国民の声は届いたのか…今後の動向を注視していく必要がある。 (NST新潟総合テレビ)
NST新潟総合テレビ
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