（写真：ITmedia Mobile）

　米Googleは12月2日（現地時間）にAndroidの、5日にPixelの月例ソフトウェアアップデートの12月版を公開した。Pixelシリーズではセキュリティ修正に加え、Feature Dropの一部の新機能の追加と、多数のバグ修正と改善も含まれる。 【画像】重大な脆弱性 　今回のPixelのアップデートは「Android 15 QPR1」の安定バージョンで、通常の月例更新よりサイズが大きい（筆者の場合、更新サイズは758MBだった）。 　Feature Dropの新機能については、関連記事を参照されたい。 　セキュリティ関連は、Android全体では14件の、Pixelでは「重大」2件を含む14件の脆弱（ぜいじゃく）性が修正される。 　Pixelシリーズのバグ修正と改善は以下の通り。項目末の数字は、対象となるモデルグループを示す（リストは下部に記載）。なお、すべての項目に原文では「特定の状況での」という但し書きが付いている。 ・USBオーディオ端末使用中に端末が再起動する問題の修正[1] ・カメラの安定性の全般的な改善[1] ・画面の緑色の色合いの問題の改善[1] ・システムの安定性とパフォーマンスの全般的な改善[2] ・遷移中のレイアウトとアニメーションの問題の修正[2] ・ロック画面の壁紙が時々ゆっくりとフェードアウトする問題の修正[3] ・ダークモード設定の安定性の問題の修正[3] ・通話通知の表示が遅れる問題の修正[3] ・スワイプ操作を改善[3] ・通知の背景色に関する問題を修正[3] ・ネットワーク接続の安定性とパフォーマンスの全般的な改善[4] ・オーディオの安定性とパフォーマンスの修正[5] ・Wi-Fiの安定性とパフォーマンスを改善[5] ・Bluetooth範囲の問題の修正[6] ・壁紙とスタイルで色の選択が繰り返される問題の修正条件[6] ・壁紙とスタイルアプリがクラッシュする問題を修正[6] [1]Pixel 6シリーズ [2]Pixel 6シリーズ、Pixel 7シリーズ [3]Pixel 6シリーズ、Pixel 7シリーズ、Pixel 8シリーズ、Pixel 9シリーズ、Pixel Fold、Pixel Tablet [4]Pixel 7シリーズ、Pixel 8シリーズ、Pixel Fold、Pixel Tablet [5]Pixel 7シリーズ、Pixel 8シリーズ、Pixel 9シリーズ、Pixel Fold、Pixel Tablet [6]Pixel 9シリーズ