特別な青を纏ったベントレー「ベンテイガS」完成! 英国ファッションデザイナーとコラボした限定車は、電動化延期が影響していた…!?
AMWノミカタ
スプリヤ レーレというファッションデザイナーはまだあまり日本では知られていないが、2020年の「LVMHプライズ」のファイナリストに選ばれるなど実力のある若手デザイナーである。インド人の両親を持ち、イギリスで生まれ育ったレーレは、ロンドンにある国立大学ロイヤル・カレッジ・オブ・アート出身で、自身のルーツであるインドの民族衣装と、サリーの布地を使ったデザインが特徴である。 そして一方ベントレーは電動化の延期を発表し、今後しばらくはウルトラパフォーマンスハイブリッドパワートレインだけを搭載した新型「コンチネンタルGT」と「フライングスパー」、そして2020年に発表され5年目を迎えた「ベンテイガ」で勝負しなければならない。1台あたりの収益を考えれば、今後より多くのオプションを発注してもらい、マリナーのビスポークの受注を獲得できるかがここ数年のブランドの生き残りの鍵となる。 ベントレーはダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの目標を定め性別や人種を問わず平等な社会の実現を推し進めている。それに加えビスポークプログラムのプロモーションの両方を実現できる救世主がスプリア・レーレだったのだろう。そのようなベントレーの意図も見え隠れするが、出来上がったベンテイガSの美しさに惚れ惚れする。
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