二松学舎大付 鈴木誠也先輩は世界一、僕らは日本一目指す センバツ
第95回記念選抜高校野球大会の出場校を決める選考委員会が27日開かれ、二松学舎大付(東京)の出場が決まった。 【第95回センバツ出場決定 各校の喜び】 2年連続の出場を決めた二松学舎大付。主将の押切康太郎は「優勝することが、選んでもらった恩返しとなる。その気持ちでこれからの練習に励みたい」と力を込めた。 出場校発表のライブ配信を見守り、校名が読み上げられると、鵜飼敦之校長は両手を握りしめ、野球部の立野淳平部長とがっちり握手した。 センバツは3月18日に開幕する。同じ3月にはOBの鈴木誠也外野手(カブス)が日本代表に選ばれている野球の国・地域別対抗戦、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が開催される。鈴木と同じ右の強打者で、昨夏の甲子園で1年生ながら4番を務めた片井海斗内野手は「(鈴木は)憧れの選手。僕たちも日本一を目指して戦いたい」。世界一を目指す先輩と同様に強い気持ちで戦う。【中村有花】