日本、UAEとEPA交渉へ 自動車輸出、投資拡大
政府は18日、アラブ首長国連邦(UAE)と経済連携協定(EPA)の交渉を始めると発表した。日本は自動車を中心とした主要品目の輸出拡大を狙う。スタートアップ(新興企業)の投資を活性化させるため、円滑な投資に関するルール作りも目指す。 2023年の対UAE輸出総額は1兆4661億円。このうち自動車や自動車部品が約43%を占め、次いで約14%の機械類だった。これらの品目には原則5%の関税がかけられており、日本は交渉を通じて関税の撤廃や引き下げを求める方針だ。 23年のUAEからの輸入総額は5兆1943億円で、約97%が石油や燃料だった。