【宝塚記念】金曜日の陣営
ブローザホーンは軽快なフットワークで登坂。吉岡調教師は「すごくいい雰囲気ですね。カイバ食いもよくて体調面も上向いています。硬い馬場よりソフトな馬場の方が自分から動ける競馬ができるので、馬場が悪くなるのは歓迎です」と力を込めた。
<美浦トレセン>
シュトルーヴェは金曜輸送。午後0時54分に京都競馬場に到着した。「輸送は新潟、中京で結果を出している。追い切りは身のこなし、反応、息全てでレーン騎手は満足していた」と堀調教師。
昨年の皐月賞馬ソールオリエンスは角馬場で体をほぐすと、ダートコースを弾むようなフットワークで1周。「気配は変わらず、ずっといい状態です。多頭数よりはこれくらいの頭数の方がいいし、馬のリズムで運べれば」と手塚調教師。
ローシャムパークは角馬場から坂路4ハロン62秒4-14秒3でスピード感たっぷりに駆け上がった。田中博調教師は「追い切った後も順調。心身ともに問題ないし、いい形で輸送できそうです」と満足げな表情を浮かべた。
ルージュエヴァイユは坂路4ハロン71秒2-16秒9で気分良く駆け上がり、角馬場で運動した。「2、1週前と攻めた反動はあったけど、うまく乗り越えて状態はグッと上がってきた」と酒井助手。