ゆうちょ銀行の不正出金問題 池田社長が会見(全文1)22日現在で被害額6000万円
日本郵便と連携し、体制強化に取り組む
これ以外にも特にマネロン対策としては国際送金の分野でいろんな管理を強めてきておりまして、送金の限度額の設定ですとか、あるいは法人による国際送金の取り扱いの停止、あるいは取り扱い窓口の縮小、あるいは送金審査も厳格化する等のマネロン対策の実施をしてきてることを、この機会に申し上げさせていただきたいと存じます。 私といたしましては今後とも不正口座の開設の根絶、ならびにマネロン対策の強化に向けまして、引き続き監督当局、ならびに兄弟会社であります日本郵便株式会社と連携をいたしまして、体制強化に取り組んでまいりたいというふうに思ってございます。私からの説明は以上でございます。続いて社長のほうから最後の4件目につきまして、ご説明を申し上げさせていただきたいと存じます。
10月末までを目途に総点検
池田:4枚目のペーパーをご覧ください。4件目は私からご報告をさせていただきます。今般の各種決済サービスの不正利用事案の発生に鑑みまして、当行が提供する即時振替サービス、ゆうちょPay、デビット・プリペイドカードmijica等のキャッシュレス決済サービスに関する総点検を行うことにしました。私自身が直接指揮を執り、セキュリティーの堅牢性の確認やお客さまのご利用状況のモニタリング等について10月末までを目途に総点検を行います。 当行が提供するキャッシュレス決済サービスについて、今後もお客さまに安心してご利用いただけるようセキュリティーも含めたサービスの向上に全力で取り組んでまいります。以上、私どもからの報告でございます。 司会:それではご質問お受けいたしますので、ご質問がある方は挙手を願いまして、私が指名をいたしますので、大変恐縮ですが、【リョウワクブ 00:18:19】マイクスタンドまで移動していただきまして、社名とお名前をおっしゃってからご質問をお願いいたします。なお、会見終了後には担当者がこの場に残りまして、皆さまからのご質問をお受けいたします。それではご質問ある方は挙手をお願いいたします。それでは【******00:18:44】の方。