「市役所」と「県庁」では、年収や必要な資格に違いはある?
市役所や県庁で働くために必要な資格
市や県によって異なりますが、市役所と県庁は必要な資格に大きな違いはありません。どちらも一般行政職は採用試験の受験資格として「大学卒業程度」「高校卒業程度」といった区分を設けていることがありますが、学歴の要件はない自治体もあります。 また、年齢に制限を設けている場合もありますが、基本的にはそのほかに受験資格が必要でない場合が多いでしょう。ただ、保健師や社会福祉士、保育士などの技術・専門職には一部資格が必要なものもあります。これから市役所や県庁の受験を目指すという場合は、受験したい市や県の要件をあらかじめよく確認しておくのがおすすめです。
市役所と県庁は互いに協力し合う存在
市役所は地域住民に密着して行政サービスを提供し、主に現場で市民と向き合うことが多い仕事です。一方県庁は、国や民間企業などの大きな組織とのやり取りを通して、県全体の暮らしやすさやイメージの向上にかかわっています。 対応する範囲や役割が異なりますが、互いに協力し合うことで住民の生活を守っているといえるでしょう。 出典 総務省 令和4年地方公務員給与実態調査結果等の概要 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部