GK大迫敬介が“完全アウェー”で感じた刺激と悔しさ「いつか来るチャンスをしっかりと掴むために」
敵地サウジアラビアでの戦いで、大きな刺激と悔しさを感じたようだ。ベンチから勝利を見届けた日本代表GK大迫敬介(広島)は「率直にこういうどアウェーの試合に出たいという思いがより強くなった」と思いを口にした。 【写真】伊東純也ら欧州組9選手の秋冬コーデに大反響「黒髪もステキ」「これはずるい」「まじ俳優レベル」 谷晃生、鈴木彩艶、そして大迫のGKチームは、東京五輪から変わらず切磋琢磨を続ける。たった一人の正守護神という枠を巡り、「それぞれ特徴が違うので。お互いの特徴を尊重し合いながら、自分の武器を出していくことが大事」と自らのやるべきことを説いた。 出番はいつやってくるかわからない。それは自身のプロデビュー戦で経験済みだ。2019年2月、大迫はGK林卓人の負傷でACL・プレーオフのチェンライ・ユナイテッド戦で初めてゴールを守った。 「自分自身のJリーグデビューも一番手の卓人さんが怪我をしたタイミングだった。怪我をしないことが一番だけど、アクシデントがいつあってもいいような準備をするところと、いつか来るチャンスをしっかりと自分が掴むために、昼の練習からパフォーマンスを出すだけ。今日もそういう練習ができたので、これを続けていくだけ」。 サウジアラビア戦について「ああいった環境でできるのもそのポジションを掴んだ選手の特権」と悔しさを飲み込む。そのうえで改めてポジション争いに臨んでいく。「やっぱり自分の手でもう一回掴みたいとより思ったので。出れなかったけど、あの環境に自分自身も刺激をもらった」。再びやってくるそのときまで、自らの研鑽を続けていくつもりだ。