台湾スターラックス航空、神戸へチャーター 4月からA321neoで
台湾のスターラックス航空(星宇航空、SJX/JX)は12月4日、台湾-神戸間の国際チャーター便を2025年4月から運航すると発表した。神戸空港へ台湾の航空会社が乗り入れるのは初めて。 【画像】神戸空港の新ターミナルのイメージ 計画しているチャーター便は、台北(桃園)-神戸間が週3往復、台中-神戸間が週7往復。神戸空港が2025年に開かれる大阪・関西万博に合わせて国際化されることから、乗り入れが決まった。 いずれも機材はエアバスA321neoを投入予定で、座席数は2クラス188席(ビジネス8席、エコノミー180席)となる。 スターラックス航空はFSC(フルサービス航空会社)で、2020年1月23日に就航。初の日本路線は2020年12月15日就航の関西線で、現在は成田、福岡、那覇、札幌(新千歳)、仙台、熊本、中部、函館、高松の10空港へ定期便や定期チャーター便が就航しており、神戸は11空港目となる。 このうち、関西-台北線は週14往復(1日2往復)運航しており、台湾と京阪神を結ぶネットワークを構築するという。成田発便のビジネスクラスでは、すき焼きの名店「人形町今半」監修のメニューを提供するなど、日本発便のサービスも拡充している。
Tadayuki YOSHIKAWA