角田裕毅「スプリント週末なのでちょっと難しい」中国GPはFP一度のみを懸念も、3戦連続入賞に意欲「いつも通りやります」|WEDNESDAY F1 TIME
ビザ・キャッシュアップRBの角田裕毅が、2024年の第5戦中国GPに向けて意欲を示した。 【動画】角田裕毅が鈴鹿でのピット映像を見て「あいつ!あいつ!」ウィリアムズのスタッフが邪魔だった? 前戦の日本GPで、角田は10位フィニッシュ。3度目の挑戦となる鈴鹿で、待望の母国レース初入賞を果たした。上位勢と中団勢で力の差が大きい状況となるが、角田は初挑戦の上海・インターナショナル・サーキットでも結果を示すために、事前準備を進めているという。 角田は『DAZN』の『WEDNESDAY F1 Time #8』に出演し、次戦に中国GPに向けた意気込みを示した。番組MCのサッシャ氏、レーシングドライバーの中野信治氏がインタビュアーを務めた。
角田「(上海の)シミュレーターをやったんですけど、コース自体は結構面白そうだなっていう印象はある」 ただし中国GPは今季24戦のうち6レースに設定されている、最初のスプリントフォーマットとなる点が懸念だという。 角田「スプリントレース週末なのでちょっと難しくなるな、っていうのは予想していて。1回しか練習走行がないので、そこはかなり本当に引き締めていかないと難しくなる」 角田「簡単なコースではないので。特に1コーナー、2コーナー、3コーナーとか。どのコースにもないようなコーナーがある。できるだけ予習して、準備して、予選ではまたいいラップを築けるようにしたいなと思います」
サッシャ氏は今季、スプリントフォーマットの順番が変わったことで、パルクフェルメ前のマシンバランス調整が昨季よりもやりやすくなった点について、角田に尋ねた。 サッシャ「今年、スプリントの順番が変わった。スプリントレースの後に予選がある。スプリントレースでもしうまくいかなくても、もう一回(予選前に)セッティングをいじれるというところは去年と違うと思うんですけど、どうですか?」 角田「そうですね。それはまさにおっしゃる通りで、去年は(スプリントレースと決勝で)セットアップを全然変えられなかった。本当に1セッションでしか(セッティングを煮詰める機会が)ないという。やっぱりそれは難しさも増します。で、今回はセットアップも変えられるので、まだいいんですけど」 角田「今回さらにスプリントレースで、トップ8(昨季は7位までがポイントだったスプリントレースが、今季は8位まで拡大)しかポイントがなくて。トップ8でも今……」 サッシャ「確かに。トップ10(に入るだけ)でも大変なのに」 角田「トップ8ってかなり難しい。もちろんその考えは特に大きくはないですけど、ある意味スプリントレースとスプリント予選は、本番の予選に向けて、準備していくような構えでいる」 角田「もちろんスプリント予選から思いっきしQ3目指して戦いますけど、本当の目標は予選と決勝なんで。クルマをいたわりながら、さらにパフォーマンスも十分に発揮できるように準備していきたい」
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