「俺はプロレス界を統一する」圧倒的な強さで二冠王になったTAKESHITAが日米3団体所属宣言!
新日本プロレス1.4東京ドーム大会で、NEVER無差別級王者の鷹木信悟を撃破し、保持しているAEWインターナショナル王座との二冠王になったKONOSUKE TAKESHITAが、翌1.5東京ドーム大会では難敵である石井智宏を挑戦者に迎えるも、激しい打撃戦を制して二冠王座を防衛した。 【RIZIN 画像】年末の大一番、鈴木千裕vsクレベル・コイケ戦は壮絶な死闘に…激闘の3大タイトルマッチを特集! 現在はアメリカAEWと日本のDDTプロレスに所属しているTAKESHITAだが、石井戦の後にさらなる野望を口にした。「日本のプロレスファンに朗報がある。俺は今、DDT、AEWの2団体所属しているが、これからはそれに加えて、新日本プロレス、3団体所属になった。何で俺がこの道を選んだのか。ずっと言ってきた通り、俺はプロレス界を統一する。世界統一、それは俺にしかできねんだよ。まだ誰も歩いたことねえ道、歩いていくから、オメーら黙ってついてこい」と、前代未聞の日米3団体同時所属を宣言し、新日本もこれを認めた。 既にTAKESHITAの中では描いているプランがあるようで、「AEWインターナショナルのタイトルマッチは、おそらくまたAEWで組まれることになるだろう。そして問題はこの、NEVER無差別級のベルトだ。次、NEW JAPAN STRONGサンノゼ大会、出場選手を見て俺が闘いてえと個人的に思ったのは、KUSHIDA。オメーも世界を知ってるうちの1人なんだろ? このベルトは無差別級のベルトだから、ヘビーもジュニアも関係ねえ。確かに、体格差では俺が有利かもしれねえが、KUSHIDA、オメーのプロレス、俺に教えてくれよ。楽しみにしてるぜ。いい返事待ってるからよ!」と、WWEのNXTにも参戦していたKUSHIDAを次期挑戦者に逆指名した。 翌6日の東京・大田区総合体育館大会では、タッグマッチながらKUSHIDAがヘビー級のKENTAからギブアップを奪うと、「TAKESHITA KONOSUKE、ご指名、ありがとうございます。あのコメントを見たときに、俺が、KUSHIDAが、何か教えられることあるかなと思ったんですけど、まあ、ないね。ひとつ言えることは、KUSHIDAが教えられるほど、プロレスの世界っていうのは、小さなものじゃないってこと。それは唯一、教えられるな。ただ、ラダーマッチも、TAKESHITA KONOSUKEも、エル・デスペラードも、好きか嫌いかで言ったら、嫌いなはずないじゃないですか。いったい何年前から僕が、このプロレスを愛し、プロレスをずーっとウォッチングしてきたか。NEVER無差別級……無差別級と名乗ってる、銘打たれてるわりには、ジュニアヘビー級からのチャレンジャーは少ないですし、割と差別を感じますよね。NEVER無差別級、これはジュニアヘビー級であるKUSHIDAが獲ってこそ、階級の壁をぶち破れる。もちろん、TAKESHITA選手はジュニアヘビー級の僕を指名してくれた。大変光栄です。今までの経験、総動員で立ち向かいます」と、これまで培った力の全てをTAKESHITAにぶつけたいという。 TAKESHITAには昨年の『G1クライマックス』で勝利を収めているボルチン・オレッグも挑戦表明しており、日米を股にかける形で、NEVERの防衛戦が組まれることになりそうだ。TAKESHITAが所属になったことにより、グレート-O-カーン、辻陽太、海野翔太、成田蓮、ゲイブ・キッドら同世代の競争も激しさを増すのは間違いない。ひとり世界統一に向けて、TAKESHITAにしか出来ない豪快かつ圧倒的に強い闘いが見られそうだ。 取材・文⚫︎どら増田
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