三井住友FG社長の太田純氏死去 金融のデジタル化主導
三井住友フィナンシャルグループ(FG)社長の太田純(おおた・じゅん)さんが25日午前5時9分、膵臓がんのため死去した。65歳。京都市出身。葬儀・告別式は近親者のみで執り行う。喪主は妻美由紀(みゆき)さん。 三井住友FGが27日発表した。後日、お別れの会を開く予定。 当面、中島達副社長が社長職を代行。近日中に後任の選定を行う予定としている。 1982年に京大法学部を卒業し、住友銀行(現三井住友銀行)に入行。若手時代から従来の銀行業務の枠にとらわれず、事業の変革や金融サービスのデジタル化を主導してきた。17年に三井住友FGの副社長、19年に社長に就任した。