ながの東急百貨店 大規模リニューアルオープン 子育て世代をターゲットに長野初出店ブランドが続々登場!【長野市】
長野市の「ながの東急百貨店」が、売り場を大きく改装し、リニューアルオープンしました。近隣で予定される大型商業施設の開業を控え、新たな客層取り込みを図る百貨店の一手です。 3日、リニューアルオープンを迎えた「ながの東急百貨店」。全館で9つのショップが新規にオープンしました。このうち、半数以上の5つのショップが、特に力を入れたフロアに入りました。 目を引くのは、鮮やかで可愛らしい子ども服です。 ■ながの東急百貨店・飯島克敏 執行役員 「次世代の40代や30代後半といったところは、新しいマーケットとしてこれから育てていく必要がある」 ターゲットは子育て世代、家族連れで来店する客の取り込みです。6階にあった子ども関連商品の売り場を3階に移し、客の回遊性や利便性を高めました。 さらに、長野県初出店となるブランドをそろえ、早速、それ目当てで来る来店客の姿も。 ■買い物客(30代女性) 「元々好きでネットで買っていたが、長野に店舗が出来ると聞いて来た」 ■買い物客(30代女性) 「買ったことはなかったが、ずっと気になっていて、実物を見てみたいと思っていたので、ちょうどいいと思って」 売り場だけではなく、子育て世代が快適に過ごすための設備も整えました。 乳児用休憩室は、従来より面積を大幅に拡大し、おむつ替えと授乳のスペースを分けたり、男性も使える個室を設置するなどの工夫を凝らしました。 従来の百貨店の客層に加え、新たな30代・40代の集客を強化する背景には、商圏の重なる須坂市で予定される大型商業施設の開業が見え隠れします。 ■ながの東急百貨店・飯島克敏 執行役員 「客の趣味趣向消費行動は変わってくる。随時、私たちも変化をしていくことが重要。今までとは違った商品・サービス来てもらって、実感してもらう、見てもらうのが実際の店舗としてはあるので、ぜひそういった形で楽しんでもらえれば」 百貨店のイメージを変え、集客強化なるか。今後の戦略も、注目されます。