Kao・池田耀平がエース区間2区制覇！脇腹の痛みに負けず「先頭が見える位置で渡せて良かった」／ニューイヤー駅伝
◇第69回全日本実業団対抗駅伝（ニューイヤー駅伝／1月1日、群馬県庁発着・7区間100km） ニューイヤー駅伝の総合成績、順位変動グラフをチェック！ ニューイヤー駅伝が行われ、最長区間2区（21.9km）は、GMOインターネットグループがトップで通過した。 エースたちが力と力のぶつかり合いを見せた2区の区間賞は、Kao・池田耀平が獲得。1時間1分48秒で、2年前の当時最長区間だった4区以来、2度目の最長区間制覇を果たした。 トップと29秒差の18位でタスキを受けた池田は、17秒前にいたトヨタ自動車・鈴木芽吹とともに、「チームの5位入賞に貢献する走りを」と力強く前を追う。 途中、「差し込み（脇腹の痛み）があって苦しかった」が、時に鈴木の前に、時に鈴木の後ろにつけて先頭を追った。先頭争いから脱落したSUBARU、富士通、Honda、旭化成をかわし2位に浮上。GMOインターネットグループ・今江には6秒差まで迫る。 そこから今江に11秒差に広げられ、鈴木に1秒先着は許したが、区間トップは死守。「脚の動きは良かったので、芽吹君と競り合えたのが良かった。先頭が見える位置で渡せて良かった」と笑顔で振り返った。 昨年9月のベルリン・マラソンでは日本歴代2位の2時間5分12秒をマーク。今年9月の東京世界選手権代表入りに向けて、この後にマラソンを控える26歳が、鮮やかなスタートを切った。
月陸編集部
