中朝の「血盟関係」誇示 労働党機関紙1面で報道
【北京共同】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は13日、首都平壌で12日に開かれた中国との国交樹立75周年の記念行事開幕式について1面で伝え、両国が「血盟関係」にあることを誇示した。両国は今年を「友好の年」と定めており、北朝鮮は経済を中心とした幅広い分野で中国との関係強化を図りたい考えだ。 朝鮮戦争(1950~53年)に中国人民義勇軍が参戦したことなどを受け、中朝関係は「血盟」と呼ばれてきた。 労働新聞によると、開幕式に出席した中国共産党序列3位の趙楽際全国人民代表大会(全人代)常務委員長は「過去を振り返れば、双方は血によって偉大な友情を結んだ」と指摘した。