ソフトバンク強力打線が沈黙…対戦成績2勝2敗のタイに 1球に泣いた石川はシリーズ8戦目で初黒星
◇30日 SMBC日本シリーズ2024第4戦 ソフトバンク0―5DeNA(みずほペイペイドーム) ソフトバンクは打線が沈黙し、今シリーズ初の零封負け。2連敗で対戦成績を2勝2敗のタイに持ち込まれた。 ソフトバンクの先発は日本シリーズで過去7試合に登板して4勝0敗の石川。序盤の3回まではDeNA打線を無失点に抑えていたが、4回1死走者なしからオースティンにソロ本塁打を浴びて先制された。5イニング3分の2を投げて失点はこの1点のみだっただけに、1球に泣いた格好だ。 ソフトバンクは2番手の尾形が7回、先頭の宮崎にソロ本塁打を許し、さらに桑原にも2点二塁打を放たれて交代。4番手の岩井もオースティンに左前適時打され、この回計4点を奪われ、突き放された。 打線はDeNA先発ケイが投げる最速155キロの速球に押し込まれ、5回まで散発2安打の無得点。6回に1死一、二塁の一打同点、一発逆転のチャンスを迎えたが、栗原が一ゴロ、山川も中飛に倒れ、得点できなかった。
中日スポーツ