【ハイライト動画あり】1回戦敗退の19チームが花園を去り、2回戦を戦う32校が出揃う。全国高校ラグビー大会 1回戦
第2試合は飯田(長野)と優勝2回の古豪・盛岡工業(岩手)が対戦した。飯田がWTB牛山健太(3年)のトライで先制した後は、武器とするモール中心で攻めた。だが、盛岡工業も終盤でキャプテンNO8吉田勇玖(3年)のトライなどで逆転に成功。ラストプレーで飯田は逆転のPG(ペナルティゴール)を決めることができず、そのままノーサイドを迎えた。
第3試合は山形中央(山形)と東海大静岡翔洋(静岡)が対戦した。山形中央が先制するも、東海大静岡翔洋もすぐに追いつき、前半終了間際にSO(スタンドオフ)堀井涼太(3年)のトライで逆転する。山形中央は後半終盤にキャプテンのNO8菊池駿(3年)のトライで4点差まで迫ったが、東海大静岡翔洋がリードを守って勝利した。
◆第2グラウンドの結果 ○近大和歌山(和歌山)29-7 坂出第一(香川)● ●飯田(長野)24-26 盛岡工業(岩手)○ ●山形中央(山形)17-21 東海大静岡翔洋(静岡)○
第3グラウンドの第1試合は、倉敷(岡山)と九州学院(熊本)が対戦した。前半、倉敷がPGとキャプテンのSH(スクラムハーフ)若狭正和(3年)のトライでリードするも、九州学院がPR(プロップ)田浦剛成(3年)のトライで1点差まで追い上げた。
後半に入り、九州学院はPR田浦が、2つ目のトライをあげて逆転に成功したが、倉敷はWTB宮崎凜(3年)の2トライなどで再逆転。29-12で勝利を収めた。
第2試合は高知中央(高知)と若狭東(福井)が対戦した。高知中央は前半、CTBフコフカ ルカス(3年)らが3トライを挙げてリード。後半も着実にスコアを重ねて、若狭東をPR寺戸海惺(3年)の1トライに抑えて32-7で勝利した。
第3試合は関商工(岐阜)が倉吉東(鳥取)の挑戦を受けた。接点で上回る関商工が終始相手を圧倒し、NO8各務陽向(3年)のハットトリックを含む14トライで、88-0と快勝。2回戦へ駒を進めた。