【西武】球団史上最悪の屈辱…どん底を知った獅子は這い上がるだけ プロ野球12球団担当記者が見た2024年
チーム再建へ「ついにこの日が来たな」
来季チームを立て直すのは、西武一筋21年間投手としてプレー、MVPや沢村賞など数々のタイトルを獲得し、通算182勝を挙げた西口文也監督。 就任会見では…。 西口監督: 「ついにこの日が来たなっていうかね、もうそういう思いだけです。 打てなかったことが、この6位という順位になり、ここをどうしようかなと、監督を引き受けてから頭の中でぐるぐるといろいろと考えています」 もちろん課題は打撃。豊富な先発陣を援護する打線を組めるかがカギとなるだろう。 コーチ陣も大幅変更。ヘッドコーチに鳥越裕介、野手チーフ兼打撃コーチに仁志敏久、内野守備走塁コーチに大引啓次など外部から招聘し再起を目指す。 西口監督: 「今年はベルーナドームから西武球場前駅まで帰る足取り、重かったと思います。来年は少しでも足取りが軽くなっていただけるように精一杯頑張っていきますので、またこれからも応援お願いします」 歴史的とも言える、屈辱的なシーズンを味わった西武ライオンズ。 ただ、これ以上どん底に落ちることはない。 来シーズン、ファンが足取り軽く家路につけるよう、多くの勝ち星を積み上げ、這い上がっていくだけだ。 (文・間下弘規)
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