川崎 川崎市制100周年記念試合を勝利で飾れず…引き分けでリーグ戦4試合勝ちなしに
◆明治安田J1リーグ ▽第21節 川崎1―1広島(29日・U等々力) 川崎は、FWマルシーニョの3試合連続ゴールで先制したが、終盤に追いつかれて広島と引き分け。川崎市制100周年記念試合を勝利で飾れなかった。 この日は、川崎市上空をブルーインパルスが展示飛行した。〝力水〟をもらった水色をチームカラーとする川崎は試合序盤に、FW山田新とマルシーニョのカウンターで攻撃の糸口をつかむ。すると前半23分、MF瀬古樹が放ったシュートは日本代表GK大迫にセーブされたが、ボールに詰めたマルシーニョが右足で押し込み、先制点を奪った。守備でも整った陣形を保ち、広島の枠内シュートを1本も打たさないまま前半を折り返した。 後半、リーグ最多得点(36点)を誇る広島攻撃陣が反撃ののろしを上げる。川崎は粘りの守備を見せたが、後半43分に広島MF満田誠にミドルシュートを決められ、同点を許す。試合は1ー1のまま終了した。
報知新聞社