吉田正尚、代打で出場し死球 レッドソックスはサヨナラの好機逃し続け連敗、PS進出は絶望的
● レッドソックス 2 - 4 ツインズ ○ <現地時間9月20日 フェンウェイ・パーク> レッドソックスの吉田正尚外野手(31)が20日(日本時間21日)、本拠地でのツインズ戦に代打で途中出場。一打勝ち越しのチャンスで死球を受け、この1打席のみで再びベンチに下がった。レッドソックスは延長12回までもつれた接戦を落とし2連敗。ポストシーズン(PS)進出は絶望的となった。 吉田は7試合ぶりのベンチスタート。出番は1-1で迎えた8回に訪れた。二死二、三塁の好機で5番手右腕のデュランと対戦。2ストライクと追い込まれたあと、内角低めに食い込んでくるカーブが右足のつま先を直撃した。大事には至らず小走りで一塁へ。そのまま代走を送られ再びベンチへ下がり、打率は.284のままでOPSは.776にアップした。 レッドソックスは1-1のまま迎えた9回裏、二死一、三塁の好機を作るも5番・アブレイユが空振り三振に倒れ試合は延長戦に突入。10回と11回はともに一死二、三塁の絶好機だったが、いずれもサヨナラの一打は生まれず12回表に3点を勝ち越された。 レッドソックスはこの試合に勝利すれば、試合前までPS進出圏のワイルドカード(WC)3位で並んでいたツインズとタイガースに3ゲーム差に迫るところだったが、この試合を制し、WC単独3位となったツインズとのゲーム差は「5」に拡大。今季の通算成績は76勝78敗となり、残り8試合でのPS進出は絶望的となった。
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