【2024秋冬ヘア】“切り込みライン”が今っぽいスタイル5選 ショートもロングもお洒落度一気にアップ
#2 サイド奥までパツッと切り込んだ、お洒落ミディアム
鎖骨下レングスのシンプルなミディアムをベースに、前髪からサイドの耳手前までをそろえてパツンとカットしたスタイル。 サイドから見たときに切り込み部分の幅が数センチ程度あり、また毛先の直線ラインがしっかりわかるように切り込むのがポイントです。 切り込みが入るだけで、ごくシンプルで清楚な雰囲気が、ちょっとモード感を備えた、お洒落にこだわりのある雰囲気に一変するので、シンプルなストレートのミディアムやロングヘアに「ちょっと飽きた」、「長さは変えたくないけど、少し雰囲気を変えたいな」という人に最適のスタイルです。 オーダーとスタイリングのポイント 前髪から耳手前までのサイドの毛を、リップラインの高さで平行に、直線で切り込む。毛先の長さを揃え、直線に近いラインにするのがポイント。またサイドやバックの毛先近くにも軽くレイヤーを入れ、散らして動きが出るように。 モデルの髪の色は地毛の色なので、近づける場合は、切り込み部分より下にハイライトをランダムに入れる。 スタイリングは、少量のオイルを手のひらに伸ばし全体に広げ、ツヤが出るように。くせ毛の人はストレートアイロンで伸ばし、毛先はランダムに散らす。 YANAGI’s Point 顔周りの切り込みを、奥行き感がわかるくらいグイッと入れるのがコツです。また切り込む部分は毛先をバラつかせるのではなく、ハッキリ直線とわかるように、ラインを作ってあげるのもポイント。誰でもトライしやすい切り込みスタイルです。
#3 あえての厚みでラインが生きる、究極ミニマムなミニボブ
基本的にすべて同じ長さの、シンプルなワンレンミニボブ。シンプルなのに、“ナチュラル”や“可愛い”方向でなくモードな雰囲気が漂う秘密は、サイドからバックの毛先が厚みがある平行ラインだから。 バック下部分の内側や中間で毛量調整し、毛先の厚みを残すことで、バツッと切ったラインの印象が強調されます。写真のモデルの方のようなミニマム感、モード感を出すにはストレートヘアであることが必須なので、クセが強い人はストレートパーマをかけたり、ストレートアイロンを使うのがオススメ。 オーダーとスタイリングのポイント すべて同じ長さで、襟足ギリギリのラインで平行にカットし、ワンレンボブに。襟足の高さは人によって異なるので、位置が低い人は少し上でカットするなど調整を。また、毛先の厚みを残すのがポイントなので、髪が少ない人はそのままシンプルにカットすればOK。髪が多い場合は、外側ではなく、内側や中間で毛量調整を。毛先に厚みを残すのはマスト。 カラーは5レベルくらいのナチュラルブラウンを入れる。髪が黒い人はそのままでもOK。 スタイリングはどの髪質でも、まずストレートアイロンで全体を真っすぐに伸ばし、その後にオイルを全体に伸ばして整える。 YANAGI’s Point ボブは同じ長さでも、毛先のカットによって丸いボブになったり、スタイリングで毛先をはねさせるかどうかなどによって、かなり印象が変わります。このスタイルにトライするなら、まず髪をストレートに。 また毛先に厚みを持たせるところがポイントですが、前下がりのボブにすると、構造上どうしてもバックからサイドにかけて厚みが薄くなるので、前下がりでなく平行ラインでバツッとカットするのがコツです。厚みがあると、耳にかけたときにも全体のシルエットや平行ラインが際立ちます。