実験音楽のイベント「MODE 2024」が開催 初来日のベンディク・ギスケや「ルメール」と協業するヴァレンティーナ・マガレッティら総勢8組が出演
実験音楽、オーディオビジュアル、パフォーミングアーツを紹介するイベントシリーズ「モード2024(MODE 2024)」が、6月1~9日に東京で行われる。同イベントは、2018年に音楽レーベル「サーティースリー・サーティースリー(33-33)」によってイギリス・ロンドンでスタートした。第1回は、故・坂本龍一がキュレーションを手がけたことで話題に。23年からは、アートや音楽プログラムを手がけるキュレトリアル・コレクティブのブリス(Bliss)が共同企画し、東京を拠点にイベントを主宰している。 【画像】実験音楽のイベント「MODE 2024」が開催 初来日のベンディク・ギスケや「ルメール」と協業するヴァレンティーナ・マガレッティら総勢8組が出演
今回の会場は、ウォール&ウォール(WALL&WALL)や草月会館内の草月ホールなど、東京の複数カ所で行う。チケットは「ZAIKO」で販売中だ。出演者は「ルメール(LEMAIRE)」21-22年秋冬コレクションで楽曲を起用されるなど、ブランドと協業しているヴァレンティーナ・マガレッティ(Valentina Magaletti)、「ディオール(DIOR)」22-23年秋冬コレクションのランウエイミュージックに選ばれたベンディク・ギスケ(Bendik Giske)が決定している。その他、インキャパシタンツ(Incapacitants)やフジタ(FUJIIIIIIIIIIITA)、ユウコ・アラキ、坂田明、ピュース・マリー(Puce Mary)、オッキュン・リー(Okkyung Lee)ら国内外のアーティスト総勢8組が登場する。
さらに今回のシリーズから初となる、リスニングプログラム「サウンド セレモニー(SOUND CEREMONY)」を行う。会場は建築家の吉村順三がピアニスト園田高弘のために建てた邸宅、伊藤邸(旧園田高弘邸)。同空間ではバー ナイチンゲール(Bar Nightingal)が選曲した音楽を楽しむことができる。
イベント期間中には、日本橋馬喰町の「DDDホテル」でポップアップを実施する。栃木県の益子町に実店舗を構えるレコードショップ「アート・イントゥ・ライフ(Art Into Life)」がセレクトしたレコードなどに加えて、「モード」の公式マーチャンダイズを販売する。