海上自衛隊 護衛艦「かが」での戦闘機発着艦訓練の動画を初公開
日テレNEWS NNN
海上自衛隊は、事実上の空母化が進む大型護衛艦「かが」で初めて行われた戦闘機の発着艦の運用試験の動画を初公開しました。 大型護衛艦「かが」は、戦闘機などが発着艦ができる事実上の空母化に向けた一回目の改修工事を終え、アメリカ・サンディエゴ沖で先月5日から今月6日まで運用試験を行っていました。 現地時間の先月20日、アメリカ軍の最新鋭ステルス戦闘機F-35Bが「かが」に初めて着艦。短い滑走距離での発艦や垂直降下での着艦、艦上での移動なども行い、必要なデータをとったということです。 海上自衛隊は航空自衛隊で導入予定のF-35Bを海上で運用するため、「いずも」と「かが」の改修を進めていて、「いずも」では2021年に初めて発着艦を行っています。 いずれも引き続き改修が必要で、運用開始は少なくとも数年後になるということです。 「かが」は、来月半ばに帰国する見通しです。