【阪神】8月手術の湯浅京己「全部が全然違う」と断言 ブルペンでの本格的な投球再開
阪神湯浅京己投手(25)がブルペンでの本格的な投球を再開していたことが3日、分かった。8月に国指定の難病「胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化症」の手術を受けたことを発表。この日はブルペンで直球20球を投じた。捕手を立たせての投球はすでに再開していたが、11月30日にはリハビリ開始後初めて捕手を座らせて投球。この日が2度目だった。「力強く投げました。強度的に全然問題ない。8割ぐらいの感じです」と充実感を漂わせた。 【写真】サッカーボールでリフティングする湯浅 手術前の今春はトラックマンの数値が「ありえないほどおかしかった。何をしても良くならなかった」。現在は「全部が全然違う」と断言する。1度目の本格投球で測定した結果に「やっと今まで通りになっている」と胸をなで下ろした。 今後は段階的に球数を増やしていく予定。「体にかかる負担も大きくなると思うので、様子を見ながら無理をせずにできたら。12月、1月で無理をして2月にダメだったら意味がない。2月に万全な状態でいけるように」。来年2月の春季キャンプに照準を合わせ、地道にリハビリを続ける。【塚本光】