タイルに魅了される2日間 大阪でタイルの祭典「CERASTA2024」
日本の家屋ではあまり多く使われてはいないけれど、旅先などで芸術的なタイルのデザインに心奪われることは少なくない。タイルメーカーや職人、問屋などの有志がつくるCERASTA 2024 実行委員会(大阪市)は8月30日、31日に、大阪市中央公会堂でタイルの魅力を体感するイベント、「CERASTA(セラスタ)2024~タイルで未来を魅せんねん~」を開催する。タイルにまつわるさまざまなトークショーや、タイル職人体験ワークショップなどもある。 古代から建築資材として発展してきたタイルは、日本には明治時代に本格的に輸入され始め、大正~昭和にかけては国産タイルも隆盛を極めたが、建材の均質化や合理化が進み廃れていったという。そこでタイルの本質に立ち返り、タイルの魅力を伝えて暮らしを豊かにしたいと、タイル業界の人々が主催する祭典。今年が第1回目だ。タイルにまつわるトークショーのほかに音楽ライブなども実施される。 イベント会場への入場はWEBサイトから事前登録制。入場無料。