大学卒業後に女子選手の競技者数が激減。Wリーグ・吉田亜沙美が2度の引退で気づいたこと「今しかできないことを大切に」
[PROFILE] 吉田亜沙美(よしだ・あさみ) 1987年10月9日、東京都出身。プロバスケットボール選手。Wリーグのアイシンウィングス所属。ポジションはポイントガード。東京成徳大高校からWリーグのJOMO(現:ENEOS)に入団。1年目から活躍し、高校3年生から日本代表に選出。リオ五輪ではキャプテンとして日本代表を20年ぶりのベスト8に導き、自身はアシスト王に輝いたが、2019年3月に引退を決断。東京五輪を目指すため、同年9月にJX-ENEOSで再び復帰するものの、五輪が延期隣、21年2月に2度目の引退を決意。東京医療保健大学で指導者の道に進んだが、23年4月にアイシンウィングスで2度目の復帰を決意。今年2月のFIBA女子オリンピック世界最終予選では最年長選手としてチームを牽引し、パリへの切符を勝ち取った。
構成=松原渓[REAL SPORTS編集部]