【天皇賞秋・厩舎直送】充実ぶり際立つベラジオオペラ「昔と違ってカイバを全部食べるようになった」
[GⅠ天皇賞・秋=2024年10月27日(日曜)3歳上、東京競馬場・芝2000メートル] 宝塚記念3着以来のベラジオオペラ(牡4・上村)は全休日の21日、栗東トレセンにある自厩舎の馬房でリラックスした表情を見せた。 「体重は530キロ弱くらいで推移している。追い切って減ることもないし、昔と違ってカイバを全部食べるようになった」 順調な愛馬の姿に月野木助手が笑みを浮かべる。前走の馬体重は518キロ。以前は体重維持を大前提にして調整を進めていたが、500キロ前後だった3歳の頃よりも体がひと回り大きくなり、背も伸びたという。 関東圏での競馬は昨年のダービー(4着)以来。久々の長距離輸送となるが「イレ込んだりせず、ずっとじっと立っている。今は厩(うまや)でも食べるけど、前は輸送中のほうがよく食べたし、心配していない」と自信を見せる。 約半年の休養を挟んで挑んだ昨年のGⅢチャレンジCを制しているように、間隔をあけても実力を発揮できるタイプ。約4か月ぶりの出走だが、宝塚記念→天皇賞・秋は昨年の勝ち馬イクイノックス、2着ジャスティンパレスと同じローテーションなら何ら不安はない。GⅠ2勝目も十分に期待できそうだ。
東スポ競馬編集部