82歳の青木功が文化功労者に選出「やってきて良かった、ありがとう」
25日、政府が2024年度の文化功労者(日本において、文化の向上発達に関し特に功績顕著な者を指す称号)を発表。日本ゴルフツアー機構(JGTO)前会長でツアー通算51勝の82歳・青木功が選ばれた。ゴルフ界では2014年に選出された樋口久子以来2人目となる。 これで見納め? 青木とジャンボの競演【写真】 今週、千葉県のアコーディア・ゴルフ 習志野CCで開催されている米国男子ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」の会場に姿を現した青木は、報道陣の取材に応えた。 「もらえるとは思ってもいなかった。これは一人でもらったものでもないし、皆さんが(記事などを)書いてくれたり、いろいろ協力してくれたり。ケンカをしたこともあったかもしれない。自分がこうしてやってきて良かったなと思っている」と笑顔を見せた。 1964年にプロ転向し、今年で節目の60年を迎えた。「そんなこと意識はしていない。たまたまそういうふうになっただけ。みんなが報道してくれたから、それをいろんな人が見て、それで結果がこうなった」。報道陣の顔を見回しながら、最後は「ありがとう」と感謝の気持ちを述べた。(文・高木彩音)