Wリーグ覇者・富士通、前回大会優勝のデンソーがベスト4進出[皇后杯ファイナルラウンド/バスケ]
前年女王デンソーが準決勝進出
第2試合ではデンソーと東京羽田が対戦。2次ラウンドでは上位リーグWプレミアの日立ハイテク クーガーズを破った東京羽田だったが、前大会女王デンソーの壁は高く、大きかった。東京羽田にはパリ・オリンピックの#12本橋奈子が所属するが、デンソーには#0馬瓜エブリン、#8髙田真希、#88赤穂ひまわりが顔をそろえるなど、デンソーの選手層はリーグ屈指。一方で東京羽田は、最長身の#77栗林未和(188cm)、エースの#31高原春季をコンディション不良(共に脳震とうの影響)で欠いての戦いとなり、不運な要素も重なった。 1Qから34-11と大きなリードを奪ったのはやはりデンソー。東京羽田も2Qには互角な戦いを見せるなど奮闘したが、差を詰めるには及ばず。万全のゲームを展開したデンソーが89-51と皇后杯連覇に向けて好発進した。 東京羽田の萩原美樹子HCは「ファイナルラウンド進出はチーム初のこと。選手たちがつかんだ舞台です。来シーズンはWプレミアに上がることを目標に戦っているので、デンソーさんの強度、シュートの精度を改めて体感できたことは、大きかったと思います。この経験をしっかりとリーグの後半戦に生かさなければならないと選手たちとも話しました」と敗戦の意義を振り返った。 準々決勝残り2試合、アイシン対シャンソン化粧品、ENEOS対トヨタ自動車の対戦は12月12日に行われる。 -------------------------------------- 第91回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会 ファイナルラウンド 大会方式:トーナメント戦によるノックアウト方式 競技規則:大会各ラウンドとも開催時における最新のバスケットボール競技規則で実施する。但し、2次ラウンド以降は「2025 バスケットボール競技規則 主な変更点」を適用する。※現状においては「2024バスケットボール競技規則 (Official Basketball Rules 2022)」 を最新とし、プレーヤーが競技中に身につけるものは、原則として日本バスケットボール協会の「競技規則 第4条4-4その他の身につけるもの」に準ずる。但し、コンプレッションウエアの着用については、1次ラウンドから認める。 使用球:モルテンB6G5000 出場チーム:女子総数:61チーム 大会日程:2024年12月11日(水)~15日(日) ※12月13日(金)はレストデーのため試合予定なし 会場:国立代々木競技場 第二体育館 (東京都渋谷区) 大会オフィシャルサイト:https://zennihon2024-25.japanbasketball.jp/