選手も興奮「夢のアリーナ」、大迫力のすり鉢型観客席 プロバスケ千葉ジェッツの新本拠地
千葉ジェッツは強豪クラブとして成長を続けている。今年3月には日本や韓国、台湾などの東アジアのクラブが王座を争う東アジアスーパーリーグ(EASL)で日本のクラブとして初めてとなる王座を獲得した。
天皇杯全日本バスケットボール選手権大会では、決勝で琉球ゴールデンキングスに勝利し、2年連続5度目の優勝を果たした。
Bリーグのレギュラーシーズンは35勝25敗の東地区3位で、Bリーグの王者を決めるチャンピオンシップはベスト4に終わったが、チームのレベルは着実にアップしている。
その強さに比例するように、グッズの売り上げやファンクラブの会員数、SNS(交流サイト)のフォロワー数も増加し続けている。
「県をバスケ王国にする」とのビジョンを掲げ、県内各地で子供向けのバスケスクールを開校するなど、地域貢献にも積極的に取り組んでおり、地元の評価も期待も高い。
新アリーナの活用で、さらなるファン獲得や地域活性化を図りたい考えだ。
新アリーナは南船橋駅直結の商業施設「三井ショッピングパーク ららテラス TOKYO-BAY」にも近い。試合前や終了後もエリアを楽しめるような環境が整備されている。
7月6、7両日には、人気ロックバンド「Mr.Children」によるこけら落とし公演が行われる。南船橋が今後、さらに注目を集めるエリアになるのは間違いない。(松崎翼)