かほくで住宅全焼 2人搬送、1人は重症か
30日午前7時19分ごろ、かほく市七窪の会社員垣内正儀さん(46)方から出火、木造2階建て住宅を全焼し、約1時間半後に消し止めた。津幡署によると、垣内さんは当時不在で、家にいた90代の祖母と60代の母親が救急搬送された。母親は顔などにやけどを負い、重症とみられるという。 同署とかほく市消防本部が実況見分し、燃え方の激しい2階の一室を火元と特定した。焼損面積は182平方メートルで、出火原因は特定できなかった。 付近住民が119番通報した。現場はJR宇野気駅から北に約1キロの住宅街で、近くに住む60代女性は「煙が大きく上がっているのが見えて驚いた」と話した。