【浦和記念】アウトレンジが6馬身差の独走V!C・デムーロ騎手は9年10カ月ぶりの交流重賞制覇
11月20日(水)の浦和11Rで行われた第45回浦和記念(3歳以上オープン、JpnⅡ、ダート・左2000メートル、別定、11頭立て、1着賞金=4000万円)は、クリスチャン・デムーロ騎手の2番人気アウトレンジ(牡4歳、栗東・大久保龍志厩舎)が好位3、4番手を追走。2周目の3~4コーナーで一気に先頭に立つと、直線は独走状態で2着のライトウォーリア(4番人気)に6馬身差をつけ圧勝。JRA所属ただ一頭のレガーロ産駒が、父に初の重賞タイトルを届けた。C・デムーロ騎手は2015年TCK女王盃(サンビスタ)以来、約9年10カ月ぶりの交流重賞制覇。タイムは2分6秒0(稍重)。 2着からさらに2馬身差遅れた3着に逃げたメイショウフンジン(6番人気)が入り、連覇を狙った1番人気のディクテオンは4着、地元のナニハサテオキ(3番人気)は5着に敗れた。 浦和記念を勝ったアウトレンジは、父レガーロ、母クイーンパイレーツ、母の父キングカメハメハという血統。北海道新冠町・(株)ノースヒルズの生産馬で、馬主は寺田寿男氏。通算成績は12戦6勝(うち地方1戦1勝)。重賞は初勝利。大久保龍志調教師、C・デムーロ騎手ともに浦和記念は初勝利。 ◆C・デムーロ騎手(1着 アウトレンジ)「ありがとうございます! 今日は良いスタート、良いポジション、馬も素晴らしかった。(アウトレンジは)良い馬! すごく状態も良くて、競馬でも走ってくれました。久しぶりに浦和競馬場に来られて、勝てて良かったです。ありがとうございますね」