現役保育士が明かす、保育園見学なら「秋ではなく夏」がベストな理由
こんにちは!現役保育士のはるです。 7月に入ってから保育園でも来年度4月の保育園入園を目指した保育園見学をお願いされることが増えてきました。 「保育園育ち」と「幼稚園育ち」で“差”は出る? “園選び”に重要な2つのポイント 来年度4月入園の保活なんてまだまだ先……と思っている方も多いかもしれませんが、実は保育園見学をおすすめしたいのはこれからの時期! 夏の保育園見学をおすすめしたい理由をまとめました。
秋の保育園見学の落とし穴
保育園見学の最盛期は、翌年4月入園の締め切りでもある11月直前の9~10月。 この時期になるとほぼ毎日のように保育園見学を受けている……なんていう保育園もあるくらいです。 とはいえ、秋の保育園見学では見られない部分が実はたくさんあります。 <運動会の練習で見学を受け付けていない日も> 最近は5月に運動会を行う保育園も多くなりましたが、まだまだ運動会シーズンは秋がメイン。昨年9月が暑すぎたため、11月にずらしたという保育園の話も多く聞きます。そうすると園見学の最盛期である9~10月はちょうど運動会の練習の時期。そのため運動会のリハーサルや準備の関係上、園見学を受け付けないという日が出てきます。せっかく園見学に行こう!と思っても、園側から受付できないと言われたら本末転倒ですよね。 また、9~10月は希望者も多く、園見学の受付開始日だけで10月の枠が全て埋まってしまったなんていうこともありました。入園申し込みに園見学が必須という自治体であればなおさら、保育園見学は早めに済ませておくことをおすすめします。 <本来の子どもの姿が見られない> 前述のとおり9~10月は運動会の練習真っただ中。 子どもたちの本来の姿ではなく、練習の様子を見る形になってしまうことも。保育園の行事に対するスタンスを知ることができますし、年長さんの担任の指導が結構厳しい……といった様子を知ることができるので、良い面もあるにはあるのですが、普段の子どもの過ごし方とは違うので、そこを理解してから伺った方が良いと思います。 <複数人の見学になる> 9~10月の園見学希望者が多い時期は、どうしても複数人での見学になりがち。 見学担当者にいろいろなことを質問したい、あまり他の人と一緒にやってほしくない……と考えているのであれば、秋の時期を避けたほうが無難。 また、複数園見学に行くのであれば、時間的なことも考え9月末には見学が終わっているくらいの余裕があるとなお良いと思います。