上野動物園でパンダを観る際、“失敗しないルート”が存在。ガチ勢は「開園数十分前から弁天門で待機」
③平日でも数十分の待ち時間は覚悟しよう
なんといっても人気のパンダ。平日でも30分以上の行列ができることがほとんどです。団体客や修学旅行客がいると、さらに長くなることもあります。開園直後は比較的スムーズに見学できる傾向があるので、「絶対見たい」という日は、この時間帯が良さそうです。 ちなみに、リーリーとシンシン返還が発表される前は、2頭の子である双子のシャオシャオ(オス)とレイレイ(メス)に観覧の行列ができていましたが、リーリーとシンシンは待ち時間ゼロのときもけっこうあったんですよ。
④行列に並ぶのもエンタメの一つ
「パンダのもり」では、スタッフの誘導に従って列を作って並びます。退屈ではありますが、かなり良い角度でパンダを見られることがあるんです。「キャー!」「かわいい」のような声が聞こえたら、おそらく屋外放飼場Dにパンダが出てきています。みんなの視線の先を見てみましょう。 この屋外放飼場Dは、ガラス窓も天井もある開放的な飼育場。やぐら状の構造物があり、パンダが登って遊ぶためのものです。ガラスへの写り込みもなく、自然光が差し込む絶好の環境なので、自然な姿を撮影できることがあります。望遠レンズをセットして並んでいると、いいことがあるかも。 これは2024年10月某日(平日)の例です。「40分待ち」の案内を確認後、シャオシャオの観覧列で40分弱待ち、観覧後、レイレイの観覧列で約20分待ちました。行列中、屋外放飼場Dにシャオシャオが突然登場。屋外放飼場Dは室内展示室3とつながっていて、パンダは自由に行き来できるのです。 自分の順番が来たら、スタッフの指示に従い、パンダの観察・撮影ができます。この日は、3エリアが設けられ、1エリアあたり1分滞在という決まり。最初に室内展示室3に案内されると、さっきまで屋外放飼場Dにいたシャオシャオも室内展示室3に来てラッキー。ここで1エリアが終了。その後、角度を変えたところに誘導され、シャオシャオを1分観覧し2エリアが終了。 屋外放飼場C(現在空っぽ)を通り過ぎた先の室内展示場1に向かい、レイレイの観覧列ができています。レイレイは、室内展示場1と屋外放飼場Bの間を走って行ったり来たり。私たちは20分並んで室内展示場1に入ったのに、レイレイは屋外放飼場に出てしまい、空っぽの室内1分何も見えなくとも終了です。