関西初上陸のスイーツブランドが大阪・梅田に、限定商品は初日完売の盛況っぷり
「ミルク」にスポットを当てたスイーツブランド「MILK STAR」が11月27日、「阪神梅田本店」(大阪市北区)地下1階にオープンした。東京に続く2号店で、関西初上陸。初日には看板メニューほか、同店限定メニューが早々に売り切れるなど、賑わいをみせた。 【写真】全国で買えるのはここだけ、ミルクプリン&シュークリームミルク ■ 阪神梅田本店のみ!限定スイーツは2種 同店は、「ルクア大阪」内にあるクラフトバタースイーツ「Butters」などを手がける「HiOLI」の新しいスイーツブランド。店頭には、北海道美瑛町のミルクを使用した生菓子や、乳加工品を製造する際に生まれる脱脂粉乳を使用した焼き菓子など、さまざまなミルクスイーツが並ぶ。ブランドカラーの青を使った上品でモダンなデザインのパッケージにも目を惹かれる。 商品のラインナップは、ミルクのおいしさを詰め込んだキューブ型の「ミルクマドレーヌ」(4個入り1296円)やシンプルで飽きのこない「ミルククッキー」(5枚入り1080円)をはじめ、ミルキーなバタークリームがサンドされた「リッチミルクケーキ」(1個486円)など。3種類の焼き菓子を少しずつ楽しむことができる「ミルクスターボックス」(6個入り1728円、なくなり次第終了)もオープン記念として販売中だ。 また「阪神梅田本店」の限定スイーツとして、濃厚かつ後味はすっきりとした北海道美瑛町の牛乳を使った「シュークリームミルク」と「ミルクプリン」(各1個378円)の2品もスタンバイ。「ミルクプリン」はオープン日に早々に売り切れる反響だった。 ■ 脱脂粉乳をアップサイクル、今後は販路拡大も 創業5年目となる同社は、生乳をバターなどに加工する際に発生する副産物の一つ、脱脂粉乳を素材として取り入れ、新たなスイーツの製造をおこなっている。代表取締役社長の平岡晃氏は「脱脂粉乳の過剰在庫は、日本の酪農業界において大きな課題。それを解決するために、まずはさまざまなスイーツに取り入れ、素材としての良さを引き出していく」と語った。 また、「食の阪神と呼ばれるこの場所でオープンできたことをとてもうれしく思っている。今後はより多くの方に知ってもらうために、販路拡大も視野に入れてやっていきたい」と今後の展望についてコメントした。 「MILK STAR」の場所は「阪神梅田本店」地下1階。営業時間は朝10時~夜8時まで。 取材・文・写真/佐々木早貴