「バントマン」で元球児・鈴木伸之が中日ドラゴンズ選手としてバッターボックスに立つ!
──野球の魅力はどんなところでしょうか。 「自分がダメでもまわりに助けてもらえたり、仲間で力を合わせて臨むのが野球。そこがこのスポーツの魅力の一つですね」 ──普段、ドラマはご覧になりますか? 「監督になってからドラマを観ることが多くなりました。アクションものや韓国ドラマなどいろんなジャンルの作品を観ます」
──「バントマン」をご覧になる視聴者に向けてメッセージをお願いします。 「バンテリンドームで撮影をしたと聞いて、この球場でどんなプレーが展開されたのか楽しみです。プロ野球選手は選手生活が終わってからの人生が長いので、セカンドキャリアをどう描くのかも非常に興味があります。何より中日ドラゴンズと連続ドラマが初めてコラボしているので、期待は大きいですね。皆さんもぜひ楽しみにしていただきたいと思います」 また、ドラマを制作する東海テレビの遠山圭介プロデューサーは、「普段、目立たないけれど誰かのために頑張っているすべての人へ捧げるドラマです」と力を込める。犠牲バントを成功させた人がヒーローとして称えられることはとてもまれと前置きした上で、「その人の犠牲が、チームへの貢献があってはじめて、勝利へと突き進むことが可能になるのです。このドラマではそんなバントをする人に注目してみました。多くの人が華やかなヒーロー・ヒロインになることを夢見ながら現実と戦っていると思います。仕事や家庭など、日々さまざまなことを犠牲にしながら、まわりの人のために歯を食いしばって生きている人も多いと思います。全国にあふれる犠牲心を持った“隠れバントマン”の皆さんにエールを届けたい、そんな思いで制作しています」と本作に込めたメッセージを明かす。そして、「主人公は再び日の目を見ることを願いながら、自身のポリシーの真逆ともいえる犠牲バントの精神で、自分のためではなく他人のためにチャンスの芽を提供します。鈴木伸之さんの熱いお芝居と、スイングの鋭さにぜひ注目してください」とアピールした。