【ニューイヤー駅伝】1区に豪華メンバー集結 ! 3000m障害五輪入賞の三浦龍司とマラソン日本歴代3位の吉田祐也が激突
ニューイヤー駅伝の遠藤は、高卒入社1年目の18年大会1区で区間賞デビューを果たしている。その後はインターナショナル区間へ出場したり、ケガの影響で出られなかったりすることが多く、ニューイヤー駅伝では活躍できていない。今回は7年ぶりの1区に出場し、2年半ぶりに三浦との真剣勝負となる。 住友電工の渡辺康幸監督は「遠藤に直接聞いたわけではありませんが」と前置きをした上で、「三浦選手にリベンジしたいと考えているはずです」と話した。3000m障害五輪連続入賞の三浦に、アジア選手権5000m優勝の遠藤。2人のラスト勝負だけでも火が出るようなデッドヒートになりそうだが、前述のように吉居もラスト勝負に意欲満々である。 さらに日本選手権5000m2位の森凪也(25、Honda)もラスト勝負を得意とする。23年まで全国クラスの大会で実績がなかった森は、24年5月のゴールデングランプリ(GGP)5000mが転機になったという。「予想以上の力を出せて、ラストで3~4人をかわすことができました。日本選手権もそのくらいで行ける手応えを得られたのです」。遠藤には敗れたが、塩尻和也(28、富士通)、鈴木芽吹(23、トヨタ自動車)、太田智樹(27、同)と、今回のニューイヤー駅伝で注目されている選手たちに先着した。10000m27分38秒25と持ち記録トップの荻久保寛也(27、ひらまつ病院)、3年前の1区区間2位の森山真伍(26、YKK)らも、区間賞争いに加わってくる可能性がある。 25年スポーツ界最初のタイトル(区間賞)争いが、いきなりヒートアップする。 (TEXT by 寺田辰朗 /フリーライター) *写真は左から三浦龍司選手、吉田祐也選手
TBS NEWS DIG Powered by JNN