【パリ五輪バスケ】松井啓十郎が現地で見た“絶対王者”アメリカ代表の凄さ「すべてが違うと感じた」<DUNKSHOOT>
7月27日から幕を開ける、パリ五輪の男子バスケットボール競技。金メダルの大本命が、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)、ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、ケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)らを擁する“現代版ドリームチーム”アメリカ代表であることに、疑いの余地はないだろう。 【動画】“KJとKD”10年ぶりの再会! そんな彼らが大会前にラスベガスで行なったトレーニングキャンプに、現役Bリーガーで、2024-25シーズンからさいたまブロンコスでプレーする松井啓十郎が潜入取材を敢行! かつて“神様”マイケル・ジョーダンと1オン1をした経験もある日本バスケ界のレジェンドに、間近で見た絶対王者アメリカ代表の印象を聞いてみた。 ――アメリカ代表の練習を見たことに対する、率直な感想は? 松井:こんな豪華なメンバーが同じチームにいることに驚きで、どこに目をやればいいのか悩んでしまいました。そして“すべてが違う”と感じましたね。選手1人1人のサイズや身体能力、スキルの高さ、さらに判断力も素晴らしいです。練習の前後に行なわれる個人練習を見学できたことも貴重な経験でした。 ――具体的な練習内容や、一日の練習の流れをわかる範囲で教えてください。 松井:選手とコーチはバスで移動し、11時45分頃に体育館へやってきます。着替えや準備をして、12時過ぎくらいから練習開始。全員でウォームアップをしてから、軽いボールハンドリングやパスの練習をします。その後ポジションに別れてグループシューティングをし、ディフェンスとオフェンスセットの確認や対人練習をして、最後に5対5。最後はフリースローを打ち、14時過ぎに終了していました。 その後は各自、個人練習を行なっていました。ステフィン・カリーはシューティングや筋力トレーニングなどをして、15時45分頃に終了。アンソニー・エドワーズも毎日、全体練習後に少し休憩をして、みんなが帰ってから1人黙々とシューティングしていましたね。
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