憧れを再燃させてくれる至極のコラボバッグ！

ヴァレンティノのアイコンモノグラムパターン“トワル イコノグラフ”が上品。W38×H36×D12.5㎝。26万4000円（ヴァレンティノ ガラヴァーニ / ポーター／ヴァレンティノ インフォメーションデスク、ポーター 表参道）

若い頃から、憧れてきた存在は、大人になっても変わらないもの。’80年代の西カリフォルニア海岸を代表するロックバンド、モトリー・クルーの来日公演を久々に観て、改めてそう感じた人も少なくないのでは⁉ ファッションの世界でも、同じように、懐かしさと憧れの再燃を感じるアイテムが存在する。そのひとつが、今回紹介する〈ポーター〉の“トートバッグ”だ。カジュアルな雰囲気と、シンプルで実用的なデザイン。そして、この柔らかなボンディング生地。かつて使っていたよという人も多いだろう。

鮮烈な赤がこのコラボのポイント。ポケットは取り外し可能。バッグがすっぽり入る両社のブランドタグが付いた巾着も付く

しかし、よく見てほしい。この“トートバッグ”、ちょっと違う。そう、ヴァレンティノのアイコンモノグラム“トワル イコノグラフ”があしらわれている。黒ボディにトーン・オン・トーンで入ることで、馴染みのバッグが全く違った、上品な表情を見せている。右下にあるふたつのブランドタグがコラボの象徴だ。 そういえば、“モトリー”の来日公演は、同じく’80年代の英国を代表するバンド、デフ・レパードとのコラボだった。なるほど、やっぱり上質なコラボは、憧れを再確認させてくれるってことなのかも⁉ ※雑誌『Safari』1月号より