一生に一度は乗ってみたい! 豪華客船「クイーン・エリザベス」が異次元の世界だった
読書はもちろん、テレワークする場所としてもピッタリだという「ライブラリー」。ここの本は寄贈によって成り立っており、英書をはじめ日本語の書籍も多数用意されている。ちなみに、船内では有料でWi-Fi利用も可能。洋上でも仕事やSNSの発信がかなうというから驚きだ。
遊びすぎて太ってしまいそう……と心配をしている人は、ジムで運動をするのがおすすめ。ここには専門のインストラクターもいるのでヨガをはじめとしたレッスンも受けられる。また、スパ(有料)やサウナで、運動後の疲れた体を癒やすのもよいだろう。 そのほか、子どもを預かってくれる夜間託児所や子ども向けのアクティビティも充実。年齢ごとに分かれたキッズエリアでは、子どもたちも充実した洋上体験を味わえる。ちなみに、日本ではリタイアした夫婦が船旅を選ぶイメージが強いが、海外では家族旅行の1つとして親しまれているそうだ。
個人的に興味深かったのが、シガー・ラウンジの「チャーチルズ」。元英国首相・チャーチルは、度々本船に乗っていたこともあり、葉巻好きの彼の名前を冠したラウンジが誕生したそうだ。なお、本ラウンジでは葉巻の展示・販売もされているので、大人のし好品を嗜んでみるのも一興であろう。 ■英国式のアフタヌーン・ティー体験 今回の乗船イベントでは、特別にイギリス伝統のアフタヌーン・ティーも体験させてもらった。毎日午後3時30分に海を望める場所にて、ピアノやハープ、バイオリンなどの生演奏とともに提供される。
メニューは、フィンガー・サンドイッチやセイボリーをはじめ、ジャムとクロテッド・クリームを添えた温かいスコーン、ケーキなどかわいらしいサイズの料理が登場。
特に印象的だったのが、外はふわふわ中はしっとりとしたスコーンと、デボンシャー産クロテッドクリームの組み合わせ。クリームの濃厚なミルクの味わいが、スコーンのおいしさをより一層引き立ててくれた。 ■意外に手頃!? 船旅の気になる価格って? と、ここまで夢のような体験をお伝えしてきたが、きっと読者の中には、どうせ数百万かかるんでしょ?、数か月休まなきゃ行けないんでしょ? と思っている人もいるだろう。 そんな人も安心してもほしい。例えば日本周遊&韓国の9泊プラン(2025年3月29日~4月7日)であれば1室2名利用で1名当たり24万円~と予想よりもお手頃価格! 朝・昼・晩の食事代、宿泊費用、施設利用料(屋外プール、ジム施設など)、アクティビティ費用(シアター利用やステージショー参加など)が含まれているため、十分にお値段内で贅沢な洋上体験が楽しめる。