コロナで休業したかのように給与明細作成、国の助成金2214万円不正受給…宮崎県の飲食業者
宮崎労働局は6月28日、飲食業「CHALLENGER」(宮崎県都城市乙房町)が、新型コロナウイルス対策の国の助成金計約2214万円を不正に受給していたと発表した。
同労働局は、同社が2020年4月~21年8月と22年1~8月に雇用調整助成金計約1954万円、20年4月~21年4月に緊急雇用安定助成金約260万円を不正受給したとしている。同社は当時運営していた複数の店で、実際には休業していない従業員が休業していたとする虚偽の出勤簿や給与明細などの書類を作成し、助成金を申請していたという。返還の意思を示しているという。