大分放送

今秋、就航予定のホーバークラフトがまた、事故を起こしました。事故は4度目です。 大分海上保安部によりますと、5日午後3時15分頃、ホーバーの乗組員から「午後2時50分頃、ホーバークラフト操縦訓練中に西大分発着場スロープ側面に接触した」と通報がありました。 【写真を見る】【速報】ホーバークラフトが西大分発着場のスロープに接触　船体前方の右舷がへこむ　訓練中の事故は4度目 事故を起こしたのは、2番船の「Banri」で、船体前方の右舷付近がへこむ損傷があるということです。3人が乗っていましたが、ケガ人はなく、船体への浸水や油の流出はないということで、大分海上保安部が現在、事故原因などについて調べています。 ホーバークラフトの事故は、去年の11月8日、今年に入って3月21日、4月25日にいずれも大分空港の発着場で起きていて、今回で4度目です。 県は「現在、事実関係を調査中です」とコメントしています。 運航会社の大分第一ホーバードライブは、ホーバーの利用料金や運航時間などを4日に発表したばかりで、小田典史社長は「安心して乗っていただく準備が整ってきていますので、楽しみに期待して待っていただければ」と話していました。