【特集】パリ五輪への出場かけ代表争いが白熱! それぞれの想いを抱き、世界の頂点目指す若きスケーターたち (読売テレビ「あすリートPlus」)
■「もっとみんなを追い越してオリンピックに」期待のニューヒロイン・上村葵
西矢椛選手と同じストリート競技で、ニューヒロインとして注目されているのが、上村葵選手。上村選手は昨年5月に開催された国際大会・UPRISING TOKYOで初代女王に輝き、大きな期待を集めている15歳です。 (上村)「トロフィーも初めてだったので【よっしゃ!】、【初めてのトロフィー、やった!】って思ってました」 彼女の強みは、一発逆転が狙える大技・ヒールボード。昨年6月のローマ大会では最高得点をマークし、一躍トップ選手の仲間入りを果たしました。 しかし、昨年9月のスイス・ローザンヌでの大会では、勝負所が決めきれず準決勝敗退となり、苦い想いも味わいました。 (上村)「私の持っている技の中で1番点数が出る技なので、これを乗らないと上には上がれないんですよ。ヒールボードのメイク率をもっと上げて確実に乗れるようにしたいと思います」 現在、上村選手の世界ラインキングは13位。日本人では7番目と、パリ五輪出場への切符を掴むまで、あと少しです。 (上村)「まだ上に上手な子たちがいるので、ここからもっとみんなを追い越して、オリンピックに出られるように頑張りたいです」 それぞれの想いを抱き、決戦の舞台での健闘をまっすぐ見つめる若きチャレンジャーたち。熱き挑戦者たちは、今日も世界の頂点を目指し、奮闘しています。(読売テレビ「あすリートPlus」1月14日放送)