武豊騎手が黄綬褒章伝達式出席 23日に京都競馬場で記念セレモニー実施
武豊騎手(55)が18日、農水省で「令和6年 秋の褒章伝達式」に出席した。妻量子さんを伴い、黒とグレーの燕尾服姿で江藤拓農林水産相から黄綬褒章を受け取った。 受章を記念して23日(土)に京都競馬場のウイナーズサークルで4R後にセレモニーが行われる。JRAがこの日に発表した。 同章は農業、商業、工業等の業務に精励し、他の模範となるような技術や事績を有する者に授与される。武豊騎手はJRA歴代最多の4547勝(うちG1・82勝=17日終了現在)を挙げており、中央競馬の発展ならびに畜産業の振興に多大なる貢献を果たした功績が認められた。 今月2日に受章が発表された際には「このたびは、黄綬褒章という身に余る栄誉をいただき、大変光栄に存じます。この受章は私だけではなし得なかったことであり、競馬に携わる多くの方々のご努力のたまものであると思います。皆様の応援のおかげを持ちまして、数々のレースで優勝することができました。ここに、競馬関係者・ファンの皆様、そして馬たちに、心からの感謝の気持ちを送りたいと思います。これからも、この受章に恥じないよう、騎乗技術を磨き、さらなる競馬の発展に貢献していきたいと思います」とコメントを寄せた。 騎手の黄綬褒章受章は大井の的場文男騎手、JRAの柴田善臣騎手、名古屋の宮下瞳騎手に続いて4人目となった。